僕が歯科医師を志したきっかけをくれた先生との再会、そして僕が福岡で歯科医師として仕事ができる環境を助けてくれた先輩、そして開業してから多くの出会いを導いていただきこの再会を実現してくださった先生、本当に偶然が幾重にも重なって実現しました。
自己紹介として、つらつらと書いていきたいと思います。お付き合いくださいね。
僕は中学一年生から徳島大学で矯正治療を受けました。
それが歯科医師という職業を身を以て経験することになり歯科医師という道を選んだきっかけとなりました。
その時の主治医が中西先生(写真の真ん中のスキンヘッドの先生)でした。中学の三年間治療をしていただきましたが、実家の愛媛に帰って開業することになったとのことで担当の先生が変わると教えていただいたのですが、矯正治療がほぼ終わるくらいまで見ていただけました。
月一回、ワイヤーの調整で受診していましたが、その調整を横目で見て歯並びがこうやってかわるのか、と思ったことを覚えています。
小さい時に虫歯の治療で通った歯科医院とは雰囲気、治療内容など全然違うことに最初は驚き、麻酔したり削ったりといった治療ではなく矯正歯科と一般歯科は全然違う職種なんだなと中学生ながら思っていました。
調整の時間も1時間枠くらいあり、先生がワイヤーを曲げている時に学校の話をしたり部活の話をしたり(先生は覚えていないと思いますが)していました。なので、学校をサボって治療に行くのが好きで毎月の楽しみになっていました。(この記事を書きながら思い出して懐かしくなっています)
そんなこんなで治療は中学で終わり、高校に進学し、職業を考える時期が訪れました。
もともと医療系の職業を志したかったのもあるのですが、矯正治療を受けたり、徳島大学歯学部を卒業し開業した叔父(阿部敬典先生)の話を聞いたり、そういった影響もあり徳島大学歯学部に進学しようと決めたのが高校3年生。
無事合格し、大学を6年間通い国家試験も合格し、就職先を探す段階まで時間をすすめます。
その時交際していた彼女(現在の妻、よくある書き方ですね)が九州大学で研修医として勤務しており、結婚も考え福岡で就職先を探すことになりました。
そこで1期上の学年の長嶋先生(向かって一番左の先生)にお世話になり、就職し結婚し開業に至ります。
長嶋先生とはその時から仕事もプライベートも何もかも面倒を見ていただいている大先輩で、僕たち夫婦は先輩におんぶにだっこのダメ後輩と自覚しております。
開業したのが2014年なので、4年経ちます。開業時に歯科医師会に入会し、そこで出会ったのが日浦先生(向かって一番右の先生)でした。
歯科医師会の中で、開業場所の周囲の先生との集まりで『班』というのがあり、僕が所属するのが一丁目班という班で、日浦先生は当時その班の副班長をされておりました。
入会の挨拶に伺った時、『待ってたよ〜』といわれ一瞬???だったのですが、お話をすると、徳島出身!徳島大学矯正科出身!!と教えてくださりこんな偶然があるのかと驚きました。
その日はそこまででしたが、後日班会などでお話をすると阿部先生とお知り合い!中西先生とよく会っている!!ということがわかり、今回の再会に至るわけです。
縁もゆかりもない福岡に移住し、結婚、開業し、徳島のように知り合いがいるわけでもない環境にいるわけですが、そういった状況だからこそ人との縁のありがたさ、大事さを感じます。
今回は歯科治療の内容とは全く関係のない話ですが、大事にしていることの一つとして書き残しておきたいなと思いブログを書きました。
お付き合いありがとございました。
秋月